こちらの講座は終了しました。ご参加ありがとうございました。
背 景
東日本大震災及び原発事故による環境の変化や長期化した避難生活等により、多くの県民に多種多様なストレス症状が生じている。その結果、問題飲酒が絡む相談の増加や支援の困難さが報告されている。災害から5年以上が経過してもなお、被災者が心理社会的に厳しい状況に置かれていることが伺える。阪神淡路大震災においても、アルコール問題は孤独死につながる重要な要素と指摘された。また、避難生活を送る住民の健康状態の悪化についても報告されており、飲酒に関しては依存症になる前の予防的な働きかけが地域において重要な取り組みとなっている。今後、ますます被災者間の復興格差が広がることが予想され、それに伴ってアルコールへの依存が一層強まることが懸念される。
目 的
上記背景をふまえ、アルコール問題のスクリーニング、節酒指導、集団介入の仕方などの専門知識とスキルを学ぶことにより、福島県における災害後のアルコール問題への対応力を強化することを目的とする。
概 要
- 日 時:
- (1)平成28年6月16日(木) 13時00分~16時30分
(2)平成28年6月17日(金) 10時30分~15時00分 - 場 所:
- (1)郡山市音楽・文化交流館(ミューカルがくと館) 大ホール
(住所:福島県郡山市開成一丁目1番1号)
(2)アクティブシニアセンター・アオウゼ(A・O・Z) 大活動室1・2
(住所:福島県福島市曽根田町1-18 MAXふくしま4階) - 内 容:
- 講演「アルコール問題への早期支援~多量飲酒者への節酒指導~」
【講 師】 独立行政法人 国立病院機構 肥前精神医療センター
院長 杠 岳文 先生
精神科医長 遠藤 光一 先生 - 対 象:
- 被災者支援に携わる支援者
医療・保健・福祉従事者 - 主 催:
- (一社) 福島県精神保健福祉協会 ふくしま心のケアセンター
- 共 催:
- 福島県
- 後 援:
- 公立大学法人 福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター、
福島市、郡山市
参加申込み方法
参加申込みは締め切りました。
お問い合わせ先
(一社)福島県精神保健福祉協会
ふくしま心のケアセンター 基幹センター
担当:松島、伊藤
TEL: 024-535-8639