こちらの研修会は終了しました。ご参加ありがとうございました。
背 景
東日本大震災及び原発事故による環境の変化や長期化した避難生活等により、多くの県民に多種多様なストレス症状が生じている。その結果、問題飲酒が絡む相談の増加や支援の困難さが報告されている。災害から7年以上が経過してもなお、被災者が心理社会的に厳しい状況に置かれていることが伺える。阪神淡路大震災においても、アルコール問題は孤独死につながる重要な要素と指摘された。また、避難生活を送る住民の健康状態の悪化についても報告されており、飲酒に関しては依存症になる前の予防的な働きかけが地域において重要な取り組みとなっている。
目 的
住民の関心が高い“健康”や“生活習慣病”とアルコールの関連性に視点を置き、保健指導の一環としての介入方法の基本を学ぶ。また、事例を通してアルコール問題のスクリーニングをはじめ、具体的な節酒支援のスキルを身につけることにより、福島県の支援者のより実践的なアルコール問題への対応力の強化を図る。
概 要
- 日 時:
-
(1)平成30年7月10日(火) 13時30分~16時30分
(2)平成30年7月11日(水) 10時30分~14時30分 - 場 所:
-
(1)いわき会場
いわき産業創造館 企画展示ホールA
(住所:福島県いわき市平字田町120番地LATOV6階)
(2)福島会場
福島市 アクティブシニアセンター・アオウゼ(A・O・Z)大活動室2、3
(住所:福島県福島市曽根田町1番18号 MAXふくしま4階) - 内 容:
-
(1)いわき会場
講演「節酒指導応用編~事例検討を中心に~」
【講 師】国立病院機構肥前精神医療センター 福田 貴博 先生
(2)福島会場
講演「10分で出来る!保健指導としての節酒支援」
【講 師】国立病院機構肥前精神医療センター 福田 貴博 先生 - 対 象:
- 被災者支援に携わる支援者、医療・保健・福祉従事者
- 主 催:
- (一社)福島県精神保健福祉協会 ふくしま心のケアセンター
- 共 催:
- 福島県(予定)
- 後 援:
- いわき市(予定)、福島市(予定)、公立大学法人 福島県立医科大学(予定)
参加申込み方法
参加申込みは締め切りました。
定 員
各100名
参加費
無料
その他
7月10日(火)のいわき会場では、昨年度の研修内容を踏まえた応用コースを実施いたします。7月11日(水)の福島会場では、昨年度と同様の研修内容を実施いたします。
お問い合わせ先
(一社)福島県精神保健福祉協会 ふくしま心のケアセンター 基幹センター
担当:雫石、大越
TEL:024-983-4272 / FAX:024-973-8261