こちらの講座は終了しました。ご参加ありがとうございました。
東日本大震災及び福島第一原発事故からまもなく10年の節目を迎える。福島県においては、相双地域の避難指示解除の動向に合わせて、インフラ整備等が着々と進められ、復旧・復興の最中にある。このような状況下で、帰町後の生活あるいは長期的な避難生活等のストレスによって、メンタルヘルス上の問題を抱え、今なお災害の影響を受け続けている住民は少なくない。
一方で、今般の新型コロナウイルス感染症流行に伴い、経済困窮から生じる精神不調、アルコールやネット依存、行動制限がもたらすストレス反応、社会的な偏見等の新たな問題が生じており、これらの問題の長期化・深刻化が懸念される。
東日本大震災と新型コロナウイルス感染症流行は異なる事象であるが、精神不調、依存、偏見の問題等、私たちの心身にもたらす影響は類似している。
目 的
災害精神医学の専門家による講演をとおして、大災害により生じるメンタルヘルス上の諸問題と向き合い、理解を深めるとともに、対処方法を身につける。
概 要
- 日 時:
- 令和2年12月8日(火) 14:00~16:00
- 形 式:
- WEBセミナー(使用システム:Zoomウェビナー)
- 内 容:
- ①講演「新型コロナウイルス感染症流行下のこころの健康」
講師 公立大学法人 福島県立医科大学 医学部 災害こころの医学講座
主任教授 前田 正治 先生
②講演「新型コロナウイルス感染症流行下のストレスケア」
講師 公立大学法人 福島県立医科大学 医学部 災害こころの医学講座
准教授 瀬藤 乃理子 先生
③情報提供「福島県における新型コロナウイルス感染症とメンタルヘルス対策」
情報提供者 福島県精神保健福祉センター
主任心理判定員 宍戸 府子 氏 - 対 象:
- 一般市民、学生、医療・保健・福祉従事者、その他の関係機関・団体職員
- 主 催:
- 一般社団法人 福島県精神保健福祉協会 ふくしま心のケアセンター
(主管:基幹センター) - 後 援:
- 福島県、公立大学法人 福島県立医科大学
参加申込み方法
参加申込みは締め切りました。
定 員
300名
参加費
無 料
お問い合わせ先
一般社団法人 福島県精神保健福祉協会 ふくしま心のケアセンター 基幹センター 業務部
担当:松島、志摩
TEL: 024-983-4272 FAX: 024-973-8261