復興大臣との意見交換が行われました!

 去る5月28日土曜日、福島県保健衛生合同庁舎において、「復興大臣とふくしま心のケアセンターとの意見交換」が行われました。
 復興庁からは、髙木復興大臣、本県石川町出身の若松復興副大臣(参議院議員比例区選出)ほか6名、ふくしま心のケアセンターからは、前田副所長(福島県立医科大学災害こころの医学講座教授)ほか4名、福島県障がい福祉課長が出席し、長期化する避難生活によるアルコール問題と自殺の関係や、ばらばらになった避難住民がいかにコミュニティを作り上げていけばよいのか、あるいは、避難指示解除により帰還する避難者への支援とそれを支援する役場職員への支援の重要性などについて、熱心に意見交換が行われました。

hukkoudaijin_20160528_01 なお、意見交換終了後、髙木復興大臣からは、次のような感想がありましたので併せてご紹介します。

 ふくしま心のケアセンターの職員の皆さんとの意見交換におきましては、被災者の相談支援に加えて被災者を支援する相談員や役場職員等への支援が重要になってきているというふうに感じました。
 避難者の帰還が進むと、生活再建が進む人とそうでない人との格差、あるいはまた、再建のステージによって被災者の抱える課題が個別化、多様化しているというような話、そういった課題が出てきていて、引き続き心のケアセンターの活動が重要であるということを認識させていただいたところでございます。
 今後も被災地に寄り添いながら現場主義に徹し、きめ細やかな更なる加速化に向けて全力で取り組んでまいりたいと思います。hukkoudaijin_20160528_02